英語の勉強がてら洋書にチャレンジしてみたいけど、難しい英文が続くような洋書は厳しい、目標を達成させる考え・方法を学びたいと考えたことはありますでしょうか。
英語は世界中で使われている言語になります。成功を掴むツールにもなり得るため、いきなり訪れるチャンスのために学習しといて損はありません。
世の中の情報量は日本語よりも、英語での発信が圧倒的に多いため、情報戦を勝ち抜くためにも英語力向上は万人に意味あるものと思います。

英語の勉強で洋書にチャレンジしたいけど、いきなり難しい本は挫折しそう。。。

目標は立てるけど、いつも達成できない。。。
何か対策はないだろうか。
英語の勉強をしつつ、日々の生活を充実させるアドバイスをくれるような本があれば一石二鳥以上の効果があるかと思います。
これから紹介する本は、大学院時代(TOEIC600点ぐらい)に英語の勉強をするため、始めて挑戦する洋書として調べて購入した本になります。
初めての洋書ということで身構えていましたが、挫折することなく読了させることが出来ました!
その本のタイトルは【The Power of Less】

本書に使われている英文・単語はとてもシンプルで洋書初心者でもとても読みやすい内容です!そのレベル感はタイトルからも読み取れるかもしれませんね!
洋書だけでなく、邦訳版もあります!
「The Power of Less」を読むメリット
・シンプルな英語に触れ、無理なく勉強することができる。
・一冊の洋書を読み切る経験ができる。
・習慣を見直し、生産性の向上、目標を達成するマインドを学ぶことができる。
著者のプロフィール
LEO BABAUTA (レオ・バボータ)
1973年生まれ/レポーター/編集者/スピーチライター/フリーランスライター/ブロガー
自身が運営するブログ「Zen Habits」は世界的人気を誇り月間100万人の読者がいる。ブログでのテーマは目標達成技術やダイエットなど特手のジャンルに止まらず幅広い。
2007年から始まったブログ「Zen Habits」は驚きの月間100万人を読者を超える人気ぶりです。世界的なブログの賞も受賞されているようです。
著者自身は初めから本書で書かれているようなシンプルな生き方を出来ていたわけではないようです。
仕事に追われ、運動もせず、ファストフードばかりを食べる日々。その結果、家族との時間も健康も損ないストレスが増え、生産性も悪化する一方。
日本でも同じような境遇の人は多いですよね。
そんな著者が生活を一変させたマインドがこの本に詰まっています。
すべてを真似して著者のように生きる!ということは出来ないですが、本書の内容を生活の中に組み込んでいくことで、少しずつ生活を変えることが出来るかもしれません。
概要
本書は二部構成になっています。
PART1:"less"への原則 PART2:仕事、日々の生活など実生活への落とし込み方
PART1では6個の原則が紹介されています。
- set limitations (制限を設定する)
- choose the essential (必要不可欠なものを選ぶ)
- simplify (単純にする)
- forcus (集中する)
- create habits (習慣を作る)
- start small (小さく始める)
これらの原則を実生活に落とし込むにはシンプルに2つの要点に絞れます。
- Identify the essential (必要不可欠なものを特定する)
- Eliminate the rest (残りを排除する)
6個の原則を把握して2段階の行動をすることで、人生を変えるきっかけになるかもしれません。
A life without limits is taking a cup of red dye and pouring it into the ocean, and watching the color dilute into nothingness. Limited focus is putting that same cup of dye into a gallon of water.
引用:The Power of Less
引用は筆者のメッセージがイメージとして鮮明に思い浮かべることができ、印象に残る部分になります。
簡単に意訳すると「海にカップ1杯の赤色染料を注いでも何も変わらないよ。注ぐならガロン瓶のように制限された水の中にしよう」
筆者の意図は伝わりますでしょうか?
PART2では具体的な取り組み方が紹介されているので気になるようでしたら読んでみてください。
意識の変化点
本書を通して特に意識するよう心掛けていることがあります。
何かを始めるときは何事も小さなステップから
そして
1つずつゆっくり集中して習慣にする
自身で決めた目標を達成させるため、目標を決めたばかりの時はつい頑張りすぎてしまうことはありませんでしょうか?
私はとくに「この勉強頑張る!」など目標を立て決意したての時は、できる限りやろうとしてしまいます。そしていつの間にか燃え尽き、何かしらの理由を付けて怠けることが続き、気が付けばその目標は消えています。
「人生は習慣によって形成される」と、多くの著書では述べられています。何か目標を達成するためにはまず、その目標に近づくための行動を”習慣”にする必要があるのです。
目標に向けた行動を1日5分でも10分でもいいから続けて、長い時間をかけて習慣にすることが成功への第一歩なのだと考えるようになりました。「まだできる!」と調子にのって何時間もやってはいけません。
意志が強い人ならば大丈夫かもしれませんが、多くのひとは楽な方へ考えがちです。仕事が忙しい、疲れたなど何かしらの理由があればすぐ怠ける方へいくでしょう。
ですがどんな状況でも歯磨きをするのは習慣だからです。その他にも無意識でやっていることがないでしょうか。その無意識で行うレベルまで目標に向けた新しい行動をもっていくことが出来れば、目標は自動的に達成できるでしょう。
新しい行動を習慣にすることに1つずつ集中していきましょう!
少し都合の良い解釈かもしれませんが、ネガティブに考えてもうまくはいきません。まずは実践あるのみです!
最後に
この著者のスタイルを感じ取るには、その著者自身が書いた英語版を読んでみることが一番かと思います。本書を読んだあと、いくつかの洋書(ビジネス系)を読んでみたのですが、その単語や文のレベルが大きく違うことをすぐ実感しました。
扱っている内容が異なるので単純比較はできませんが、”シンプル”を極めようとしている著者のこだわりをより感じとることができます。
英訳でなくとも、その内容からシンプルでいることの大切さは学ぶことができます。英語の勉強は必要ない、という方は邦訳版で一冊でもこの著者の本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
以上、ありがとうございました!!
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