どうも!あき夫です。
あき夫は大学院卒業までに710万の奨学金を借りておりました。
プロフィールにも記載しておりますが、実際この金額の借金を抱えて社会人になったときは不安で一杯でした。この記事ではこれから奨学金を借りて学生生活をスタートする方に向けて、奨学金という借金と向き合うこと、について書きたいと思います。
この記事が少しでも奨学金に不安に感じている方々に助けになれば幸いです。

奨学金を背負って社会に出たときは不安でした。
今は奨学金のプレッシャーは感じず、平穏に生きています。
奨学金を返済しながらも豊かに生きましょう。
多額の奨学金を抱えても大丈夫!なんとかなる!
私の見解としては、多額の奨学金を抱えることにそこまで不安を感じる必要はない、と考えます。不安を感じなくても良い、というのは借りられるものは借りろ、と煽りたいわけでなく、お金が理由でやりたいこと、学びたいことを諦める必要はない、ということをお伝えしたいです。
私の実績(?) としては710万の奨学金を借りて大学院まで進学し社会人となりました。奨学金の内訳はこのようになります。
学部生4年間 第一種 2,592,000円
第二種 2,400,000円 (返済済み)
院生2年間 第一種 2,112,000円 (修了後、半額に)
合計 7,104,000円
老後2000万問題が話題になるこの世の中でいきなり-710万からのスタートです。本当に恐ろしい数字ですね。学費は自費のため、奨学金で足りない分はアルバイトで貯めたお金を捻出しておりました。因みに自動車教習も自費でした。
院生活での奨学金は、在籍時の功績が認められ、半額になりました。社会人になってから来たこの報告は非常に嬉しかったですね。苦しくとも頑張った甲斐がありました。下の写真はその時に頂いた賞状です。ちょっとした自慢です。笑

執筆時点でちょうど社会人5年目に突入となります。奨学金の残金は240万ほどになっています。470万ほどは返済済みとなっており、利子が付く第二種は社会人1年目の年末には完済させました。返済が始まってから1年経つ前に完済したので利子は発生してません。残りは利子がない第一種のみなので気長に月2.3万円ほどの返済を続けていこうと思います。投資家としては月に2.3万円が自動的に給与から消えるのは非常に痛いですが。。。
残りの奨学金を全額完済してもあき夫の個人資産だけで数年は生きられるくらいには蓄えがあるので奨学金返済のプレッシャーはほとんどありません。年収は約500万、手取りは約350万でずば抜けて高くなく、院卒としては標準の水準かと思います。もしかしたら低い方かもしれません。ここまで読んで頂ければ、「奨学金を借りてもなんとかなるのではないだろうか。」と思って頂けるかと思います。必要以上に不安になる必要はありません。
奨学金を借りるからには意識すべきこと
奨学金を借りるには下記の意識は必要かと思います。これらの意識をしっかりもって頂ければ奨学金を借りても不安要素は小さいのでは、と考えます。
・奨学金は紛れもないただの借金であることを自覚すること。
・奨学金を借りるのは自分で、返済の義務も自分であること。
・投資などを通してマネーリテラシーを磨く意識をもつこと。
就活も本来であれば返済すること考えて福利厚生などの面を慎重に検討すべきですが、就きたい仕事は人それぞれなので私が口を出すことではないでしょう。ですが、奨学金を借りるすべての人に上記3点は意識して頂きたいと思います。
奨学金はただの借金です!
奨学金といえば世間体的にそこまで悪いイメージはないかと思います。日本では奨学金を借りなければ大学はおろか高校にも行けない方が大勢いるからです。大勢の方々が借りる奨学金は学校に行くうえで必要とはいえ、その正体はただの借金であることを認識しなればなりません。
奨学金を借りて学生になる、というのは見方を変えれば高い自己投資になるでしょう。将来、就活を通してどの会社に就けるかも分からないのに多くの人が深く考えることなく奨学金を借りてしまうのではないでしょうか。あき夫を含めて大学生活中にちゃんと研鑽する覚悟はできておりますでしょうか。あき夫は学部4年生になるまで勉強も自己投資もサボっていた側でした。学生として取り組むべきことに気づくのか遅すぎて過去の自分を戒めたくなります。
成功するかも分からない事業のために借金する人は少ないですが、奨学金となると大勢の人がさくっと借りてしまいます。あき夫も当時はそこまで深刻に考えてはいませんでした。学歴を重視する日本ではそれが最良な選択肢だと思ったからです。今思えば周りに流されているだけで、返済のことまで深く考えていませんでした。反省です。人それぞれに事情はありますが気軽に借りるのは問題です。借りる、ということは返済する義務を負うことを忘れてはいけません。後悔しないためにも借りる理由を明確にしてください。
最後に ~自分の判断に責任を持ちましょう~

奨学金はただの借金ということをメインに記事を書きました。奨学金を借りることで大きなチャンスを掴めるのは事実です。自分に対して大きな事業を起こしていると思って学生生活に取り組んでください。既に社会人になられた方もこれからの人生は自分で変えられるよう研鑽してくだい。苦しむために多額の奨学金を背負ったわけではありません。
奨学金を借りることを決めたのは自分自身です。親や周りの人が決めたわけではありません。自責の考えをしっかりもってください。奨学金をスムーズに返済するためにはマネーリテラシーを身につける必要もあります。無駄なお金を使っていないでしょうか。お金の使い方についてもう一度確認してください。自責の考えとマネーリテラシーの必要性に関しては別記事にまとめたいと思います。
奨学金での借金地獄生活を送っていたあき夫の学生時代ですが、サークルなどで楽しい時間を過ごしました。様々な出会いがあり、経験を積める大学での生活は明らかに人生に良い影響を与えると思います。それだけでも奨学金を借りる価値はあります。ただ楽しい時間と自己研鑽する時間の配分を間違えていました。この点については反省する必要があります。
これから日本経済がどうなるかは分からない時代です。終身雇用制度の崩壊、増税、人口減少など不安要素は多いです。時間の浪費は避け、今、自分が将来の自分のためにできることをしましょう。後悔しないためにも。
以上、ありがとうございました!!
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