転職することを決心してから、4か月後に内定を頂くことが出来ました!!
内定を頂くまでに4社面接を受けたのですが最初の3社は1次面接で落ちていたので長引きそうだな、と思っていたところ4社目の面接でするするっと内定まで進みました。
この記事では、3社の面接を通して反省した点を踏まえて内定まで進んだ時の面接で意識したことなどを書いていきます。
転職面接が4社では経験が浅いかもしれません。
年齢は30歳手前ということもあり40、50代の中堅以上の転職面接と必要とされるものは異なるかもしれません。
常識的なことも書きますが転職面接に臨む方々に少しでも参考になればと思います。
常識的なことでも改めて聞いたり読んだりすると閃くことがあるかもしれません。
一般人の記録ですので寛大な気持ちでみてください。
簡単な転職時のプロフィールになります。
- 社会人5年目 29歳
- 電子回路設計業務(技術系転職)
- 大学院卒(電子回路とはまったく関係ない学部)
- TOEIC 705点
- 面接は4社(先3社は一次面接でお祈り)
転職面接で意識したこと3選
第二新卒扱いならば別ですが転職活動での面接は新卒時の就活面接とは求められていることが同じこともあれば異なることもあると思います。
転職活動に取り組む人は会社員として数年の経験とその業務に関わった知識があり、自分の向かいたい方針が見えてきているはずです。
そのため、転職活動では新卒時より明確で具体的な目標、やりたいこと、展望が描けるはずです。
もちろん企業は中途採用にあたり、目的がありますからその企業の目的と自分の目的、スキルが合致しなければ採用は見送られますが逆に一致させすれば内定の可能性は飛躍的に上がるはずです。
そのようなことを頭に入れつつ最低限意識していた3つのことを紹介していきます。
1:印象を良くする
面接の基本中の基本ですね。笑
面接など初対面の場合に第一印象が大切、ということは常識話ですが油断しないように意識していました。
この第一印象についてはメラビアンの法則として有名で、面接を受ける人とは切っても切れないルールです。
コロナ禍ということもあり、直接会う面接ではなくweb面談を実施する企業が増えています。
私の場合にも1次面接は全てweb面談でした。その他の求人をみていても「web面談可」というワードが目立っていました。
web面接では肩から上しか基本的には映らないので姿勢や表情、ボディーランゲージで印象を与えるのは難しいと感じました。
web面接を受けるうえで環境や意識の面で気を付けたことは次の通りです。
- 部屋を明るくして顔に影を作らない
- カメラの位置を確認して、画面上で自分の目線がまっすぐになっていることを確認
- 面接開始前の企業側との動作確認のときに明るい声、表情を意識
画面越しでは人柄、雰囲気など伝わりきらないものだと思います。
本来の自分とは違う印象を与えてしまう可能性だってあります。
面接を通して、部屋の明るさなど環境面から暗いという印象を持たれてしまってはもったいないです。
写真屋さんに行ったときには少しでも印象が良くなるように明るい部屋で写真を撮ります。
web面接をするときは部屋の明るさを調節して暗い印象を与えないように少しでも工夫しましょう!
画面越しの場合には目線にも注意が必要です。
面接中は画面に映る面接官に無意識に注目してしまうかもしれませんが、目線はできるだけカメラに注目しましょう。
画面にずっと注目していると、相手から見たときにはずっと下や横を向いているように見える可能性があります。
画面越しとはいえ、相手がずっと目線合わないままだと違和感を感じてしまいます。
始めはうまくできないかもしれませんが実践などを通して自然とカメラに注目できるようになるといいですね。
ここでの注意点はずっと話中にずっとカメラに注目することなく、画面に映る面接官の表情も確認することです。
相手の表情を確認することは円滑なコミュニケーションを取るうえで大切なことです。
カメラ目線と面接官の表情確認、この2つをバランスよく行えるようになると余裕が出るかもしれません。
表情に次いで言葉の使い方も大きく印象に影響を与えることになります。
言葉から出る印象として印象が悪くなるようなマイナス発言(どんなに現職に不満があったとしても!!)を出さないようにした方が良いでしょう。
マイナスではなく、前向きな言葉を選んだほうが印象が良くなるのは自然なことです。
そもそも面接官も人ですから「この人とは働きたくないなぁ」と思われてしまえばよっぽどの人員不足で悩んでいない限りどんなに有能でも採用はされないでしょう。
面接での会話を通して、「この人と働きたい」と思ってもらえるよう意識して明るく自分を表現できるよう努めました。
それは言葉使いだけでなく、声のトーンや大きさ、明快さなど意識すれば気を付けるべき点が多くあります。
小さな積み重ねが内定の道のりに続くと思いますので出来ることから意識して改善していきましょう!!
2:ストーリーに納得性を
転職活動をする際には自分のことで精一杯かもしれませんが、採用する側はどんな人であれば採用したいと思うのだろうかと考えてみました。
企業にとって中途採用の時間と費用は小さくないはずですから、第一前提として採用した人が長く働いてくれることを希望するはずです。
求人のサイトに掲載するだけでも費用が発生するだろうし、エージェントを経由するならば採用予定者の年収に応じた一定の報酬を出さなければなりません。
中途採用した人が「合わない」などのミスマッチを理由に早期離職してしまえば、企業は無駄なお金と時間を費やしたうえに再度採用活動をしなければなりません。
だからこそ、企業側はミスマッチが起きないよう慎重に採用を進めたいと考えるはずです。

費用と時間の浪費は避けたい。。。
採用は慎重に進めてミスマッチが起きないようにしなければ。
(評価にも影響しちゃうかも!)*憶測です。
中途面接では3つの項目をストーリーとして納得性を高めて伝えることが大切だということに気づきました。
・転職活動の目的(理由)を明確にする
現職では達成できないこと、悩みを踏まえて転職活動を始めた理由をまとめる
(勤務地が、とかは不適格かもしれません。)
・転職後の展望
転職活動を始めた目的とこれまでの実務経験を通してどのようになりたい(成長したい)かをまとめる
それが応募先(職務内容)なら達成できると伝えるようにする
・長期的にどのように貢献できるのか
品質向上につなげる、育成に力を入れる、工数削減につなげていく、etc
先に面接をした3社は1次面接で落ちてしまいました。
どこが悪かったのか、面接の内容を振り返ってみると上記の三項目の内容がちぐはぐだったのに気が付きました。
直接的に聞かれる、というわけではないのですが似たニュアンスの質問を3社ともにしていたことに気が付いたのです。
この三項目がストーリーとしてまとまっていなかったために面接もいい流れにならなかったのだと反省しました。
反省を活かし、話す内容をまとめたところ内定を頂いた企業の一次面接はそれまでにないくらいスムーズに会話が進み心地よいコミュケーションが取れました。
将来の展望を強く推し、志望動機はありきたりなことを伝えていたのですが問題はなかったです。
他の転職した動機数名に聞きましたがみんな志望動機に関しては深く突っ込まれなかったようです。
今思えば一次面接で落ちた3社も志望動機を深堀することはありませんでした。
私は技術職ということもあり、技術面で向上していきたい、という内容を中心に転職活動を始めた理由と将来の展望を伝えるようにしました。
内定を頂いた会社からは一次でも最終でも“会社”か“職種内容”のどちらに惹かれて志望したのかと質問されましたが、迷わず職種内容だと伝えました。
会社は“志望動機”、職種内容は“将来の展望”に関連しますが一貫性をもって展望を推すことが内定への鍵だったと思います。
入社したときに
あなたの転職活動の目的が達成できる
のだと納得させるようにしましょう
面接時に転職活動の目的とこれからの展望を明確にすることで、短期離職する可能性が低いということを企業に納得してもらえば内定を出しても問題ないという判断材料が1つ出来上がります。
転職したら転職活動の理由が解決する、という筋道は採用する会社だけではなく、転職者自身にとっても失敗を避ける可能性を高めるために必要なことです。
転職してから後悔しないように、転職理由と展望を明確にしましょう!
3:御社に興味ありますアピール、逆質問を有効に使う!
職務内容に惹かれて志望した、ということを伝えましたが「御社(応募先)に興味がある」というアピールを忘れてはいけません。
最低限のマナーとして取り扱い製品、企業の特色はHPなどで調査する必要はあります。
転職活動の目的がどれだけ立派で有能だと判断できそうでも、自社に無関心な人を採用しようと思う人はいないと思います。
応募した会社に対して興味がある!と最大限アピールできるのは逆質問の時になります。
面接が2回の場合には、1次面接が実際に一緒に働く上司にあたる方々、最終面接では役員相当の方々が面接官として登場してくるパターンが多いと思います。
面接ごとに”現場監督”と”経営人”と立場が異なる面接官が出てくることになります。
逆質問をするときに意識すべきことは
面接官の立場に応じた内容の質問をすること!!
最終面接で役員クラスの方に働く環境や状況を確認するのはおかしい話ですよね。
逆に1次面接で一緒に働くことになる現場の上司に対して会社の経営方針や戦略について話をするのは適切とは言えないのではないでしょうか。
一緒に働くことになる上司には、採用の経緯や実際の働き方など現場に関わることを聞くべきですし、役員クラスの方に対しては経営戦略など会社の運営について聞くことが妥当かと思います。
自分が面接する立場になってみれば簡単に想像はできますよね。
実際に1次面接では採用活動をしている経緯を確認して納得することが出来ましたし、最終面接のときには決算報告の資料を読んで疑問に思ったことを質問して深い内容まで話を聞くことが出来ました。(株式投資の知識がすこーしだけ活かされました笑)
自分がこの会社に納得して入社できるのか、という点をはっきりさせるためにも逆質問の内容はよく検討すべきだと思います。
逆質問をすることで会社のことを理解でき、採用側からしてもちゃんと調べてきているな、真剣にこの面接に臨んでいるなという印象を与えることができ良い印象を与えることが出来ます。
上記に志望動機の深堀はなかった、という風に書きました。
この逆質問で「入社したい!」という思いが伝わればオッケーだと思います。
最後に
転職するかどうかはともかく転職活動自体はノーリスクですし、求人も日々変わっていきます。
少しでも転職活動に興味があるのであれば、サイトに登録だけでもして求人を確認してみてはいかがでしょうか。
また、転職面接で苦戦している方にとってこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。
職務内容や年齢、ポジションによって求められるものは変わっていきますが基本は人と人のコミュニケーションが基礎になるはずです。
書類は通っているのですから企業があなたに興味をもって時間を割いてくれるのです。
面接でNGだった場合にはしっかり反省していますか。
面接でどうしても次にいけない場合には何かしらの原因があり対応を考えるしかありません。
転職活動を続ける限り求人はいくらでもあります。
あきらめずにトライ&エラーで少しずつ内定への道のりを歩むようにしてください。
そして転職で望むものが得られることを祈っています。
以上、ありがとうございました!!
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