2021年の株式市場も荒れつつも米国株は安定的に上昇し、大きな波乱なく終わりました。
この記事では2021年末時点での株式投資による資産運用結果を嫁様への報告を兼ねてまとめていきたいと思います。
結果だけ知りたい方は1番下にまとめがあります!!
これは奨学金710万を抱え、不安に満ち溢れていた一般社会人(5年目)兼雰囲気投資家の投資記録です。
年収は500万ほどで特別高いわけでもありません。借金あっても年収が高くなくても資産形成できるよ!ということを示していきたいです。株式投資は2018/10頃スタート!!
投資は嫁様のご理解とご協力を得て実施しています!!
前回は2021/6末までの株式投資の運用状況をまとめています。
約半年でどれほどの変化があったのか、運用状況に問題はないか確認していきます!!
一般社会人の投資方針
第一前提として短期での売買は考えていません。
基本的にはBuy & Holdで長期的なインカム、キャピタルゲインによる資産形成を念頭に置いています。
そのため、積立投資を中心に刺激的な投資はしない、安全運転を心掛けて日々、株式市場と向き合っています。
投資資金は2021年の間は家賃引き落とし後のあき夫の給料はすべて投資用にしても良い!!という契約を結んでおりました!!
共働きだからこそできる協力プレイです。そして10月に転職して引っ越しするまでの前職の借上げ制度のおかげで家賃は4万でした。
(引っ越しをしてからは家賃10万弱ですが。。。)
そこから残業代、ボーナス,配当金を入れると毎月20万以上は投資用の資金がありました。
もちろん毎月全力購入ということはせず、軍資金として蓄えつつ、積立とスポット購入を続けた1年間でした。
直近の金額的目標はこちらになります。
資産運用の金額的目標
✔ 資産評価額で1000万
✔ 投資元金で1000万
✔ 年間の配当金受け取り金額24万
✔ 月間の配当金受け取り金額1万
資産推移
ブログを開設した2021/3から各月末のあき夫が管理している資産状況をまとめた表とグラフになります。
ドル円換算は月末集計時点での値で実施しています。
2021年 | 投資元金 / 円 | 資産評価額 / 円 | 評価損益 / 円 | 増減率 / % |
3月 | 6,548,865 | 8,309,365 | 1,760,500 | 26.9 |
4月 | 6,629,316 | 8,270,070 | 1,640,754 | 24.7 |
5月 | 6,769,136 | 8,491,288 | 1,722,152 | 25.4 |
6月 | 6,953,461 | 8,644,611 | 1,691,150 | 24.3 |
7月 | 6,916,263 | 8,535,645 | 1,619,382 | 23.4 |
8月 | 7,383,959 | 9,198,221 | 1,814,262 | 24.6 |
9月 | 7,453,749 | 9,101,263 | 1,647,514 | 22.1 |
10月 | 7,628,964 | 9,619,692 | 1,990,728 | 26.1 |
11月 | 8,341,822 | 9,950,225 | 1,608,403 | 19.3 |
12月 | 8,702,905 | 10,775,815 | 2,072,910 | 23.8 |

上半期6月の資産状況と比較すると12月末には投資元金+175万、資産評価額+213万、評価損益+38万という成績です。
円安が進んだことでドル資産の含み益が大きくなったことが要因として考えられますが、特別知識があるわけではない個人投資家としてはまずますの成績ではないでしょうか。
といっても積立購入を中心に「お、下がってきてる!」と思った銘柄をスポット購入しているだけの雰囲気投資をしているだけですが。笑
気が付けば2021年で資産運用の金額的目標であった「資産評価額で1000万」という目標は達成されました!!
次なる目標は 数年後の達成を見据えて「資産評価額で1500万」 を設定して取り組んでいきたいと思います。
資産配分
すみません。下のデータは年明け相場が動き出したときに収集したのと嫁様の口座にて積立している投資信託分を加味しているので上のデータとは数値が変わります。あきあき夫婦としての金融資産配分データになります。
資産区分 | 資産額 | 資産配分 |
円建てETF | ¥423,280 | 3.8% |
投資信託 | ¥2,677,322 | 23.9% |
米国コアETF | ¥1,911,591 | 17.1% |
日本個別株 | ¥3,533,900 | 31.5% |
J-REIT | ¥153,235 | 1.4% |
米国個別株 | ¥2,456,835 | 21.9% |
米国超高配当ETF | ¥51,224 | 0.5% |
¥11,207,387 |

基本的な資産配分はコア・サテライト戦略を実践し、日本株を主にした配当金/株主優待を目的であるサブコアで固めようとしています。
サテライトにはこれから鍛えていく予定の米国超配当ETFなどを据えています。
コア資産として位置付けている円建てETF、投資信託、米国コアETFの合計割合が44.8%になりました。
6月末時点ではこのコア資産の割合合計は34.1%だったので、コア資産の配分として改善されてきたと思います。
このコア資産を今後は最低でも6割くらいまでもっていければいいな!と思います。
そして、幸運なことに各資産は含み益を抱えている状態です。
実際にコア資産は基本的にはインデックス投資を主軸に置いています。
円建てETF: MXS米株S&P500 (2558)
MXS全世界株式 (2559)
MXSナスダック100 (2631) ←おまけ程度
投資信託:S&P500指数
全米株
全世界株
米国ETF:VT、VTI、SPLG、VYM、VIG
(サブ:QQQ、HDV、SPYD)
巷で有名なレバレッジ系の商品は今後買うつもりはありません。(ポイントで数百円分買ってありますが。笑)
共働きで安定した給与が入り続ける予定ですし、リスクを負ってまで早くお金持ちになる必要はない、と感じているからです。
かといってうまくいけば資産形成のブーストになることは否定できないのでコアではなく、ハイリスク資産のサテライト区分として活用は今後検討します。
コロナショックの時に知識と経験が豊富であれば購入していたかもしれませんが、米国や欧州など各国の金融機関(日本除く)が金利上昇を示唆している中ではもう購入タイミングは過ぎていると感じています。
米国超高配当ETFはQYLD、SDIV、SRETを購入しています。
今後は機会をみてこれら超高配当系ETFの購入をしてみようと思います。
その他にも超高としてJEPIやXYLD、QYLGなども気分で買ってみようと思います。
配当金成長日記
2021年の配当金については別記事でまとめています。
2021年に受け取った配当金額は203,933円、累積で303,615円になります。
配当金の受取は税金の面から資産形成には不利!という意見がありますが、個人的には配当金は自動的に利確してくれる画期的な手段であり、投資のモチベーションを維持してくれるパートナーでもあります。
この自動利確によって損益分岐点がどんどん下がりますから、投資によるストレスも徐々に和らぎます。
今なら投資による損が30万になったとしても±0です。
株主優待を加味すればプラスですね!
ですが現状は含み益状態なので20%以上の暴落が来なければ安泰です。
2022年の投資戦略
基本的には積立投資!!
というかもう現金の球切れです。笑
現金は僅かに残っていますがこれはチャンスが到来したときのために蓄えておくようにします。
一昨年、去年はそれまで蓄えていた現金をどんどん投入して資産を膨らませていました。
複利を活かすのは”時間”ですからなる早で資金を投入しようと考えていたからです。
また、11月に転職したことで借上げ社宅ではなくなり家賃が倍です(´;ω;`)
残業時間も今はない状態(これはこれで嬉しい)なので投資用の現金確保は難しい状況です。
追い打ちで企業型DCからiDeCoに移管する必要がありますので企業型DCでの会社からの拠出金約1万円がなくなります。
一気に毎月15万ほどの軍資金がなくなった感じです(´;ω;`)
転職で資金は減りましたが、メンタルは絶好調!プラス面が大きいから良いのです!笑
ということで以下のように毎月配分・積み立てを実施して、チャンスがあれば頼りない資金で個別にスポット購入です。
投資信託
50,000円(積立NISA:33,300円、特定口座:16,700円 あき夫口座分)
33,300円(積立NISA あき嫁口座分 嫁様にはこれだけ協力してもらってます。)
12,000円 iDeCo口座 2022年2月より
米国コアETF 約850$ 約10万円
VT 1株
SPLG 3株
VYM 2株
VIG 2株
奨学金返済口座へ
25,000円
家計へ(あき嫁と家計費は折半、家賃以外は投資へ!キャンペーンは終了しました。)
110,000円
あき夫の投資額は16.2万、その他への配分は13.5万で合計は約30万になります。
はい、毎月赤字です。笑
仕事を任されるようになり、残業するようになればとんとんくらいかもしれません。
しばらくは貯金の切り崩しと配当金(と微弱な楽天ポイント)で賄いながらボーナスで現金が補給されるのを待ちます。
もしくは米国株ETFの買い付けを減らします。
今年はFRBのテーパリング、金利上げ、資産(バランスシート)縮小や米国の中間選挙など株式市場に影響が出そうなイベントが盛りだくさんです。
2022年はこの数年のように一本調子の右肩上がりではなく、波打つレンジ相場になるんじゃないかなーっと情報を集めながら感じています。
定期買い付け額を減らして、波の底付近でのスポット購入用に蓄えるのも手段かなと。
ここに関してはまだ検討中です。
日本株のスポット購入に関しては2022年は資金不足のためSBI証券でのS株取引を実践してみようと考えています。
S株取引であればいくらかの制約あるものの日本株を1株からの少額投資が可能なので資金ガス欠気味のあき夫の財政状況でも実践できます。
これまでは買いたいけど100株は買えない、と思っているうちにどんどん値上がりしていく光景が多々ありました。
気になっている銘柄は少しずつ雰囲気で拾っていきたいです!
株主優待を拡充する余力なし!!(´;ω;`)
総括
2021年の株式投資も平和に終えることが出来ました。
この2021年12月末の状況をまとめるとこちらのようになります。
無難な成績を収めることが出来ました!
・資産評価額が1,000万を超えました!
目標改定→資産評価額1,500万
・評価損益、配当金ともに順調な調子!
評価損益:+207万 配当金:30万(累積)
・資産配分の改善 コア資産の割合増加!
6月末:34.1% →12月末:44.8% 理想は60%台、最低でも50%以上にする
2022年の投資戦略は資金が枯渇気味であることや、FRBのテーパリング加速、金利上昇、QT実施の可能性を踏まえて以下のように考えています。
・積立NISA、iDeCoなど税金優遇制度を利用しながら投資信託への積立投資
・米国コアETF(VT,SPLG,VYM,VIG)への積立投資
・資金不足のため、必要になれば積立額を減らして現金を備蓄
・FRBの動向を伺いつつ、配当金強化のためコア資産以外への雰囲気投資継続(お、下がってきてる!割安じゃない?)
→日本株は100株買う余力なし。SBI証券のS株取引に移行
これからも将来のために大事な資産を安全運転で育てていきたいと思います。
ここまで、投資額を増やし成長させることができた要因は共働きだったことがあげられるでしょう。
ほんと二馬力は強いです。
何かの拍子で一馬力になり、毎月の投資額が減少しても現在の資産が将来に向けた種銭として勝手に大きくなってくれると思います。
奨学金返済はもはや小さな負担でしかなく、メンタルに影響することはなくなったと思います。
2022年も平穏に終わることを祈ります!!
以上、ありがとうございました!!
コメント