どうも!あき夫です。
株式投資を始めると、そこから得られる利益が2種類あります。1つは企業の利益から一部を株主に還元する配当金(インカムゲイン)。2つ目は株価が購入時より値上がりした際にでる売却益(キャピタルゲイン)。この記事では私が投資を始めるきっかけとなった配当金についてお話します。
この記事ではこのような方々に読んでいただきたいです。
・まだ株式投資を始めようか悩んでいる方
・配当金のメリットは思っていたよりも大きいということを知らない方

資産形成は焦らずゆっくり築くことが一般人には最適です。
のんびりいきましょ。
配当金とは
企業が得た利益の一部が配当金という形で株主に分配されます。この配当金は株をもっているだけで発生する完全なる不労所得となります。不労所得と聞くと、不動産による家賃収入を頭に思い浮かべるかもしれませんが実際には管理業務が存在するので完全なる不労所得ではありません。
配当金狙いの投資では基本はバイ&ホールド、つまりは買って放置、というのが基本戦略になります。株が値上がりすることで購入時よりも高く売るキャピタルゲイン派の方々からすると、配当金(インカムゲイン)狙いの投資運用はあくびが出るほど退屈で資産増加ペースが亀のように遅いので批判的な意見もあります。 ここで多くの投資家が頭に入れておくべき言葉を引用します。
ゆっくりお金持ちになりたい人はいないよ。
by ウォーレン・バフェット
これは世界的大富豪であり、投資会社バークシャー・ハサウェイを率いる投資の神様“ウォーレン・バフェット氏が「どうしてみんなはあなたの投資を真似ないのか?」と質問された時の回答です。この言葉は自分の投資方針がふらつきそうになった時に思い出すようにしています。
配当金については著名なブロガーの方も推奨しています。大変参考になるので覗いてみてください。
三菱サラリーマンこと穂高さん:三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた
米国株配当金再投資推奨するバフェット太郎さん:バフェット太郎の秘密のポートフォリオ【米連続増配高配当株・配当再投資戦略】
配当金についてよく見る批判
配当金メインの資産形成でそのペースを鈍化させるものがあります。それは税金です。配当金が手元に届くまでに日本株では20.315%、米国株であればアメリカで10%引かれた後、日本でも20.315%の税金が抜かれます。(NISA口座の活用や確定申告をすればいくらかは返金されますがここでは割愛します。)
配当金が銀行預金の利回りを大きく上回るといっても3%前後です。そのうえ税金で引かれてしまうのですから資産を大きく増やしたい人にとって退屈かつじれったいことでしょう。ほかにも業績悪化により減配、無配となる可能性もあります。安定的に配当金を出す企業の目利きが大切になってきます。
だからといって一般社会人が株価の値上がりを狙ったとしても安定的に利益を出すことはむずかしいでしょう。個人投資家が完璧な投資方法を追求したところで無理な話ですから、自分の投資スタイルの良いところ、悪いところをしっかり認識することが大切になります。
配当金の大きなメリット
配当金メインの投資には批判的意見があります。あき夫の考えは配当金にはそれらの批判以上に一般の個人投資家にはメリットがあると感じています。そのメリットとは要約するとこのようになります。
株を所有するだけで不労所得を得ることができる
配当金を得るにはその株を買うという決断をするだけで良いのです。長期的にもつことが前提になるので、どの株を購入するかは要検討ですし、購入後にはその企業の業績を見守ることは必要です。購入したときからその企業の状況が一変するようなら売ればいいです。
あき夫が株の値上がりを狙う投資スタイルをメインにしないのは、株の買う時、持っている時、売る時で相当なエネルギーを使っていると感じているからです。徹底気に企業分析をして自信をもって買えればいいですが、サラリーマンのあき夫にそこまでの時間と専門的知識はありません。日中も株価が気になって、仕事に集中しきれないと感じる時がありました。
サラリーマンをしつつ、まったりのんびり資産形成をしたい方には、配当金メインの投資スタイルはピッタリな運用方法になります。他の趣味や自己投資などに節約した時間とエネルギーを割くことができます。株だけで生計を立てる生粋の投資家はまだ少数でしょうから本業に集中できるスタイルが良いでしょう。

まったりのんびりな投資といえば投資信託もあります。あき夫は投資信託もやっています。それでも配当金メインの投資をするのは理由があります。別記事でその点に関して考えをお伝えします。
配当の存在を知り、あき夫投資に飛びつく
あき夫が株式を始めるきっかけはこの配当金の存在を知ったことにあります。
社会人2年目、メインバンクを大手銀行の100倍も高い年利0.1%を誇るネット銀行に移し初の利息が入りました。その額なんと数百円。確かにこれまでの利息より遥かに大きい数字。ですがなんとも言えない寂しい額。預金残高は増えていきますが、ただ保管しているだけのお金に価値を感じなくなりました。いわゆる「死金」状態です。この死金を有効に使えないかと考え始めたのが投資を知るきっかけとなりました。
そこから投資にたどり着くのは早かったです。2018.9に株式口座を開設し投資をスタートさせました。行動に移した理由として株には配当金という制度があることを知ったからです。
配当金というのは企業が得た利益の一部を株主に分配するお金のことです。株価に対して利回り(銀行の年利と同じ)2~4%台の配当金を出す企業が多く存在することを知ったのです。当時、衝撃的だったのは銀行が4%ほどの配当金を出していることでした。(日本株の場合、配当金には通常20.315%の税金が引かれます。)
通帳に入れたら0.001%という微々たる利息しかくれないのに、株買えばその数千倍もくれるのか!?

これが私を株式投資に突き動かした決定打となりました。
最後に~配当金は完全な不労所得~

配当金についてざっくりお伝えしました。配当金は完全なる不労所得です。銀行に預けているよりもたくさんのお金が入ります。初めて配当金をもらったときは少額でしたが、とても嬉しく思ったことを覚えています。あき夫はこれかも少しずつ配当金をもらえるようにします。投資に失敗はつきものです。そこから学び自分の投資スタイルを確立していくようにしましょう。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
以上、ありがとうございました!!
コメント