私は食品会社で働いているのですが、周りには食へのこだわりが強い人がたくさんいます。
中にはヨーグルトを自宅で作っているという人もいるのです。
そんな方々の話を聞いて、しきりに「いいなぁ」とつぶやいていたところ、なんと、結婚祝いでプレゼントしてくれました(;’∀’)

ねだったようだけれど…
ありがとうございます!!うれしい!!
念願のヨーグルトメーカーを手に入れて、1か月ほど使ってみたので、ヨーグルトの作り方や手間、片付けなどの使用感をご紹介していきます。
使用しているヨーグルトメーカー
Vitantonio(ビタントニオ)のVYG-20という機種を使っています。

片手程度の大きさで、コンセントにつなげて使用します。
取扱説明書の中にレシピも掲載されており、プレーンヨーグルトだけでなく鶏ハムやローストビーフなどの低温調理もできるようです。
基本のヨーグルトを作ってみる
まずは、プレーンヨーグルトを作ります
材料
・牛乳 500ml
・プレーンヨーグルト 50g
以上、2点です。
ただし、どんな牛乳、ヨーグルトを使っても良いというわけではありません。


ただ、スーパーでは「無糖、無添加のヨーグルト」って400gのブルガリアヨーグルトのような大きいサイズしか見当たらないのですよね。

これからたくさんヨーグルト作るのに
400gも食べきれない^^;
無糖、無添加はあきらめて、砂糖や安定剤も入っているけれど明治のR-1ヨーグルトで作りました。(R-1で作れる話は聞いておりました…!)
ちなみに、固形タイプよりも混ぜやすいので、ドリンクタイプが簡単で失敗しづらいのでおすすめです。


準備(消毒)
中性洗剤で洗う
今回は牛乳パックで作るので、洗う部品は以下の2点です。
・牛乳パック用カバー
・スプーン

台所用の中性洗剤でしっかり洗います。
熱湯消毒
よく洗った2点の部品を、熱湯を入れた容器に入れて2~3分つけ置きする。
消毒後は布巾などで拭かずに、自然乾燥させます。
手順
①牛乳パックの口を全部開く。
②種となるヨーグルトを入れる。清潔なスプーンで底の方までしっかりかき混ぜること。
③牛乳パック用カバーをかぶせ、本体に入れる。隙間がないようカバーをかぶる。
④プレーンモードで設定し、スタート!40℃で7時間発酵させる
⑤タイマーが鳴ったら冷蔵庫に入れて冷やして完成。
出来栄えは??
しっかり固まっていますね!感動!!


R-1ヨーグルトはドリンクタイプなのに固まるんだ!?
そんな風に思う方もいるので、少し補足です。
★ヨーグルトが固まる仕組み
タンパク質の酸凝固によるものです。
発酵により酸性の乳酸ができます。これが、牛乳に含まれるカゼインというタンパク質に反応して固まるのです。
そして、固形タイプは容器に充填してから発酵する後発酵、ドリンクタイプはタンク内で発酵させてから容器に充填する前発酵、という製法の違いによるものなんだそう!なので、どのヨーグルトを使っても固さには影響がないのです。
味は酸味がほとんどなく食べやすい!!

ヨーグルトの酸味が好きではなかったけれど、
これならおいしい!食べやすい!
カロリーを気にしている人は砂糖やはちみつを入れなくても食べられます。
これ、実は出来立ては酸味が少ないのです。
何日か冷蔵庫で保存しておくと発酵が少しづつ進んで段々と酸っぱくなって、市販品に近い味になっていきます。
その変化も発酵食品の面白いですよ。
実際の使い勝手は?
作るタイミング
発酵に7時間かかるので、
平日は「夜寝る前にセットして、朝出来上がり」
休日は「朝起きたらセットして、夕方出来上がり」
このように活用しています。予約機能はありませんが、困ったことはありません。
また、このヨーグルトを少し残して、次のヨーグルトに使います。新たに種となるヨーグルトを買う必要がないので経済的です◎
最大何回繰り返せるか検証できていませんが、今のところ5回程は作っています
一度に作る量は?
また、今回は牛乳500mlで作りましたが1000mlまで一度に作れます。
牛乳:ヨーグルト=10:1 の割合なので、必要量に合わせて出来高を調整できるもの便利な点のひとつです。
我が家はあき夫との2人暮らし、夕食後のデザート替わりで食べることが多いです。大体700mlくらいで作ることが多いですね。

ヨーグルト以外の使用用途
先ほどもお伝えしましたが、 Vitantonio(ビタントニオ)のVYG-20 ならばヨーグルトメーカーと言いながら、鶏ハムやローストビーフ等の低温調理もできるのです!
家庭でできる低温調理というと、電子レンジで加熱して余熱で火を通す、などの手法が一般的です。ただ、その方法だとお肉にちゃんと火が通っているか不安に感じていました。不安で火を入れすぎてパサパサになったり…。
その点、定められた温度で管理をしてくれるヨーグルトメーカーは安心して調理してくれます。
※食品衛生法では生乳、牛レバー、豚肉、ハムやソーセージなどの加熱食肉製品については63℃30分間又は同等以上の加熱殺菌が定められています。ヨーグルトメーカーで作る鶏ハムは64℃3時間かけて調理するので、安心です。
実際に鶏ハムを作ってみたのですが、しっとり柔らかでおいしかったです!今度レビューしますね。
まとめ
ヨーグルトメーカーを1か月使ってみて、とっても快適でした。
良かった点、気になる点を私なりにまとめました。
・牛乳パックの容器で作れるので、洗い物が少ない
・新たにヨーグルトを買い足さないので経済的
・出来立ては酸味が少なく、数日後は酸味が出てきて、味の変化が面白い
・煮沸消毒するなど、普段よりも衛生面で気をつけて作る必要がある
・自分が忙しい時に、次回分が作れず、新たに種用ヨーグルトを買う必要がある。
当たり前ですが、買ってくる方が断然楽ですよ^^;
ですので私は、こんな人にヨーグルトメーカーがおすすめだと考えます
✓ヨーグルト作りにほんの少しの時間をかけられる人
✓ ヨーグルトの消費量が多くて、買うよりも大量に作った方が楽な人
✓ ヨーグルト以外にも低温調理をしたい人
ヨーグルトメーカー自体はそんなに高くなく(安いもので2000円代~)、気軽に購入できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか(^^)
発酵食品が自分で作れるのは楽しいですよ!
私が愛用するヨーグルトメーカーはこちら↓↓
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