【簡単レシピ】ストウブで作る絶品肉じゃが

フランスをはじめとするヨーロッパで、プロの料理人に愛用されてきたstaub(ストウブ)
日本でも、素材を生かした無水調理ができると評判で、料理好きの間ではしっかり定着しましたよね。

ただ、普通の鍋と同じようには使えないし、重いし、キッチンの奥底にしまっている方は多いのではないでしょうか?

しかし、一度使ってみると「野菜ってこんなに甘みが強いの!?」「野菜の味がしっかり感じられる!!」と衝撃を受けるはず。いろいろな料理を作ってみたくなりますよ。

今回、この記事では、定番の肉じゃがの作り方を紹介します。

失敗しやすいポイントやコツを紹介しながら、簡単な工程で肉じゃがを作っていきます。

あき嫁
あき嫁

いくら美味しいものが作れてても、
面倒な工程があったり、

複雑な調味料を使ったり、計量したり、
そんなレシピだと覚えられないですからね

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今回使用するstaubストウブ

ピコ ココット ラウンド18cmを使用します。

サイズ違いのストウブをお持ちならば、具材の量を調整してください。

肉じゃがの作り方

材料(4~5人前)

・じゃがいも 4個
・玉ねぎ 1個
・人参 1/2本
・豚バラ肉 150g
・白滝 1袋(200g)

・しょうゆ、砂糖、酒、みりん 各大さじ4
・サラダ油 大さじ1

あき嫁
あき嫁

調味料はシンプルに1:1:1:1です!
計量は簡単に!がモットーです!

※ちなみに・・・!
ストウブで作ると野菜の甘味が際立ちます。甘さ控えめがお好みの方は、砂糖、みりんを適量(大さじ1程度)減らしてもおいしくできますよ。

調理の前にストウブを扱うポイント

私はストウブで調理をして何度か失敗したしたことがあります。
それは
・肉が底にくっついて、ボロボロに
・火が通っていない

この2点です…。ただ、以下のポイントを押さえて調理をすればOKです。
簡単なので調理をする前に、目を通してくださいね。

◆肉のこびりつきを防ぐために◆
①加熱を始める際には、十分に温める
→フライパンの様にフッ素加工されていないので、食材がこびりつきやすいです。
 温まった目安は、炒め油がサラーっと伸びていけばOKです。
②炒める際にはすぐに具材(特に肉)を動かさない
→①で十分に温めてもなおこびりつきやすいです。こびりついてお肉がボロボロになることも。
 底に接している面の色が変わったらひっくり返すタイミングです

◆加熱不足を防ぐために◆
①具材を煮る際に、水分量の多いものを一番下に敷く
→今回は玉ねぎを下に敷きます。しっかり蒸気が出てストウブ全体を蒸気で覆ってくれること、そして焦げ付きも防げます
②極弱火で加熱する際には、蒸気が十分に出ていることを確認してから
→ストウブを使った調理では、
蓋をして中火で加熱 ⇒ 蒸気が出たら ⇒ 極弱火でじっくり加熱
という工程をとります。
「蒸気が出ていない」、もしくは「弱い蒸気しか出ていない」状態にも関わらず、極弱火での工程に移ってしまうと、ストウブ内が蒸気で満たされず、加熱不足になります。
十分な蒸気を確認してから、極弱火での加熱工程に移ってください。

以上のポイントに注意しながら、実際に肉じゃがを作りましょう!

手順

ストウブで作る肉じゃが
  • 1.具材を切る

    具材はお好みの大きさに切る
    我が家では豚バラは5cmほどの大きさ、
    玉ねぎはくし切りが面倒なので繊維に沿って1cm幅にカット
    ジャガイモは6~8等分にカット
    白滝はあく抜き済みのものを水で軽く洗ってざく切りに。

  • 2.ストウブを十分に熱し、サラダ油をひく

    中火程度の火力で十分に熱してから、サラダ油をひく。
    サラダ油がサーっと流れればOK。

    ※火力は最大でも中火まで。強火はホーロー加工が痛んでしまいます。

  • 3.豚バラ肉を加える

    豚バラを投入します。
    この時、底に接している面が焼けるまで我慢して、ひっくり返します。
    底にこびりつきにくくなります。

    こんな色になるまで肉は動かさない!
  • 4.玉ねぎを加える

    肉の色が変わったら玉ねぎを加え、軽く玉ねぎに油をなじませます。

  • 5.人参、じゃがいも、白滝を加える

    水分量の多い玉ねぎを一番下に敷き(肉を取り出しても良いが面倒なのでそのままでOK)その上に残りの具材を入れていく。

    少しパンパンだけど大丈夫!
  • 6.調味料を加える

    しょうゆ、砂糖、酒、みりんを各大さじ4入れる

    調味液を混ぜなくてもOK。蓋についた蒸気が落ちて、調味液は下の方にも流れていきます
  • 7.蓋をして、蒸気がでるまで中火で加熱

    蓋をして、しっかりと蒸気が出るまで中火にかけます。
    今回は4分くらいで、蒸気がでてきました。

  • 8.極弱火にして15分加熱

    蒸気がでてきたら、野菜から水が出始めた証拠です。
    火力を最小にして15分加熱します。
    ※十分に蒸気が出てから、極弱火工程に移ること!蒸気が弱いと具材に火が通りません。
    ※この時、なるべく蓋は開けないようにしましょう。蓋を開けてしまうと野菜の甘味、うま味を含んだ蒸気が逃げてしまいます。
    どうしても開けたい場合は、蓋の裏についた水滴を鍋に戻しましょう。蓋をして再び蒸気がでたら、極弱火で加熱をしましょう。

  • 9.ひと混ぜする

    15分経過したら、蓋を開け、調味液が全体にいきわたるようにひと混ぜします。
    この時、蓋の裏についた水滴は鍋に戻しましょう。

    15分の加熱が終わるとこんな感じ。上の方の具材をひっくり返す

    ひと混ぜした後。下の方は味が染みている
  • 10.蓋をして、冷えるまでおく

    ストウブは保温能力が高いので、蓋をしておいても加熱調理がすすみ、味が染みていきます。時間があればそのまま置いておき、食べる前に温めましょう。
    時間がない場合は5~10分程度おいてからでも美味しくいただけます

作ってみて、やっぱり美味しい!

出来はGOOD◎ 野菜のうま味が沁みます

今回は時間がなかったので10分ほど置いたものを食べてみます。

じゃがいもを割ってみるとこんな感じです。

出来立ては、味が中心まで染みている、というわけではないですが十分に火が通っています。
食べてみますよ~。
じゃがいもはほくほくとした食感。じゃがいもの甘味も感じられますね。
あと、ストウブでじゃがいもを煮ても荷崩れしにくいのです!
煮汁が少ないため、鍋の中で具材自体が対流しないからです。
唯一崩れてしまう!ときは、ひと混ぜするときと、お皿によそるときくらいです。なので、見た目もきれいに仕上がります。

あき嫁
あき嫁

きれいに仕上がるなら、お客様にも出しやすい!


味の評価に戻ります。
人参は、素材そのものの味が強い!!そして、人参ってこんなに甘かったんだ!とびっくりするくらい甘いです。
玉ねぎはトロっとした食感でありながら、溶けていない絶妙なやわらかさ・・・。当然こちらも甘い!
白滝は、なんだかしっかりした歯ごたえがあるように感じます。たれが絡んで美味しいですね。
豚バラが肉の臭みは感じず、いいうま味を出していますよ。

※私の失敗談ですが・・・
以前、肉を炒めずそのまま具材を入れて蓋を閉めて煮たことがあるのですが、お肉の臭みがこもってしまったことがあります。

なので、少し手間ですが、お肉は一旦炒めて臭みを揮発させることをオススメします。

保存方法は?

一晩程度ならばそのまま冷蔵庫で保存ができます。その際、鍋にラップをかぶせてください。
ただ、長時間ストウブが濡れたままは良くない状態なので、一晩程度にしましょう。
もちろん、タッパーに小分けにしてから冷蔵保存でもOK!

皆さんもストウブで肉じゃがを作ってみましょう!

ハードルが高いけれど、一度作ってしまえば簡単なことがわかるはず!そして美味しい肉じゃがができちゃいます!

この記事が参考になれば幸いでございます・・・!

ちなみに、ストウブでご飯を炊くのもオススメです★★★
つやつやと、そして一粒一粒が立った最高のお米が炊き上がります。
↓のレシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか!


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